不動産投資を行う際に必要なものって具体的には何が必要になるのでしょうか。
何を用意したらいいのか
最低限必要なものは
・頭金 最低でも10万円ほど
・実印
・住民票 1部
・印鑑証明書 2~3部
実際はこれくらいで事足りてしまいます。
あとは、団体信用保険(団信)に加入することとなるので健康診断で何か指摘されていない限りは受診の必要性も少ないです。
なお、頭金が多ければ多いほど借入金額は少なくなるので、家賃収入のプラス幅は大きくなります。しかし、自分自身の手出しが多くなるので“他人のお金でローン返済”の恩恵が受けにくくなります。
ローンを借りてレバレッジを効かせて利益を最大化するか、またはレバレッジを抑えて安定度を上げるかは、どのような資産形成の絵を描いているかによります。
一番大切なものは…
不動産は多くの場合ローンを組むことになると思います。
そのローンを組む際に必ず必要となり、また最も大切なものがあります。それは
信用力
ローンを組む際に100%見られるのは信用情報と呼ばれるものです。
これはクレジットカードを持っている人であれば簡単にみることができます。
https://www.cic.co.jp/confidence/intro/mydata.html
CICのサイトからご自身の信用情報を、手数料1,000円で見ることができます。
気になる方は一度見てみてもよいかもしれません。
信用力ってなに?
【信用されているかどうか】が信用力です。
CICの情報開示で見られる情報内容は、
・クレジットカードの支払い状況
・携帯電話の支払い状況
・オートローンの返済状況 等
つまり、支払うべき支払いを滞りなくできているかどうかを過去5年に渡り見ることができます。
支払い・返済状況ということですが、奨学寄附金については基本的にはここには掲載されません。が、奨学寄附金の支払いが一定期間滞ると、掲載されます。
実際に融資を行う際はこの情報に加えて、勤め先の情報、あなた自身の年収や継続勤務期間などを踏まえて審査が行われます。
なぜ信用力が大切なのか
あなたの友人を思い浮かべてください。
その友人から「家を買いたいのでお金を貸してほしい、必ず返すから!!」と頼まれたとき、どちらの友人にならお金を貸せそうですか?
A:携帯代やクレジットをよく滞納している友人
B:これまでに携帯代やクレジットの滞納はしたことない友人
どちらかに貸さなければいけないのであれば、Bの友人に貸しませんか?
恐らく、貸した後に本当に返してくれるかどうか…を考えたと思います。
これが信用力が大切とされる理由です。
信用力を損なわないために
信用力を高めることもできなくはないですが、まずやらなければならないことは
信用力を損なわないことです。
とはいえ、やることは非常に簡単で
毎月滞りなくお金を支払う(or返済する)ことさえしていれば大丈夫です。
仮にカードローンを借りていたとしても、滞納がなければ信用力に傷はつきません。
ついうっかり、支払い日に現金が足りなかった…
なんてことで信用力を傷つけてしまうことがないようにだけ気を付けましょう。
さいごに
意外と準備するものって少ないのが不動産投資です。
ただ、信用力は一度傷がついてしまうと回復するのにがかかってしまいます。
傷がついていたらその時点でOUT!!って訳ではないですが、きれいにしておいた方がよいのは間違いありません。
気付かぬうちに傷がついていたこともよく聞く話です。
一度確認してみてもいいかもしれないですね!